いやに冷え込んだ9月の深夜 彼女の家のインターホンを鳴らす。 「遅いよ」と、眠たそうな目で彼女はこぼした 時計に目をやると時刻は2時半を示す 仕事終わりの体は酷く疲れ切り まともに言葉を交わすこともなく 一目散にベッドに倒れこんだ 嫌なことがあった…

.

出会いがなんだったか そんなことは全然覚えてない。 ただ、初めて聴いたときに覚えた キラキラしたあの感覚 それだけは永遠に。

ラインではなくメールのやり取りをしていた時期

LINEの友達かも?の欄に懐かしい人を見た。 物心ついた頃から数えて一番最初に好きになった人、つまり初恋だった人がいた。 今はもうなんとも思っていなかったから記憶からほっておいた。 しかし最近「覚えてる?」とメッセージを寄越してくれた。 正直、嬉…

葛餅食べたいナ

卒業といえば私は高校三年に当たるので3/1の卒業式を以て、高校生活は終了だ。 まともに高校生活をしたのは高2の夏まで。高2の9月からいろいろと苦しい毎日を強いられていて、無理だ!って遂に11月の後半には不登校マンになってました。12/31を以て私立女子…

あまり人には言えることじゃないけど死を感じさせるものに魅力を感じる。 死ぬことって生物の一生で一番美しいものであると思うから。その刹那を永遠に繋ぎ止めるんだ剥製や薬品漬けなんかに魅力を感じないわけがない 死ぬのは怖い、だから生きるのも辛いわ…

it's a seventeen

誕生日、零時丁度に何を聴こう? 毎年の恒例となった儀式的行為。 今までずっとBase Ball Bearだったけれど、18になった僕は、その音楽を変えた。 なんとなしに、いらないかな、と思った そのときに思春期の、青春の終わりを感じた心にぽっかり余白が生まれ…

帰化

自分が自分じゃなくなっていく感覚 でもそれは、無意識に完成された理想の自分から、どんどん素の自分へ戻っていくだけで なにも変われない そんな事を確信させるのには十分すぎるもので。 深く深く 落とされていく 底へ そこまで。

何を話せば

大切にされたとき、初めて私は大切にしてなかったことに気付く。 6月の水溜りに長靴を落としていったような。 もともとそんなに必要なものではないが 反射した空には、本当に色はあるの? 私には何が実体なのかは分からないよ 目に見える世界が正しいと思う…