2018-09-24 ■ いやに冷え込んだ9月の深夜 彼女の家のインターホンを鳴らす。 「遅いよ」と、眠たそうな目で彼女はこぼした 時計に目をやると時刻は2時半を示す 仕事終わりの体は酷く疲れ切り まともに言葉を交わすこともなく 一目散にベッドに倒れこんだ 嫌なことがあったわけでもなく 良いことがあったわけでもなく ただ日々を無為に繰り返すだけ そんな毎日に疑問を抱いた 答えが見つかるのはいつになるのだろう